船本恵太人形アニメーション教室・クレイアニメーション教室開講のお知らせ
2008年6月より、音のメルヘン屋にて「船本恵太人形アニメーション教室・クレイアニメーション教室」を開講することになりました。「柴倉一二三球体関節人形教室」「柴倉一二三サーニットドール教室」に続く、姉妹教室の誕生です。

※第2・4日曜日クラス満員。8月より第1・3日曜日クラス新設。

人形アニメーション監督船本恵太が講師となり、人形アニメーション・クレイアニメーションを教えます。

講師/船本恵太
(人形アニメーション監督/人形アニメ・クレイアニメ映像プロダクションメルヘン村主宰)

1973年神宮前生まれ・千駄ヶ谷育ち。西武百貨店池袋本店池袋コミュニティ・カレッジ「パペット・アニメ体験教室」講師。NHK教育「天才てれびくんMAX」出演、テレビ戦士たちにクレイアニメを教える。フジテレビ「ジャンプ!○○中〜密告中〜」クレイアニメ制作。DVDシネマ「HANA 天使の人形」人形アニメパート制作。TVチャンピオン「第1回クレイアニメ王選手権」出場。世界三大国際アニメーション映画祭のアヌシー国際アニメーション映画祭2005(フランス)とオタワ国際アニメーション映画祭2006(カナダ)に入選。

教室場所/音のメルヘン屋
●新宿御苑のすぐそばにある音楽スタジオ「音のメルヘン屋」が教室場所となります。
●JR「千駄ヶ谷駅」より徒歩3分。
●都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」(A5番出口)より徒歩3分。
●東京メトロ副都心線「北参道駅」(1番出口)より徒歩5分。
●JR「代々木駅」より徒歩8分。

★詳細は特設サイトをどうぞご覧ください。



◆受講生用特設サイトはこちらです◆ http://www.otomeru.com/seibu2/
西武百貨店池袋本店イルムス館8・9階 池袋コミュニティ・カレッジ
パペット・アニメ体験教室(人形アニメーション)

本格的な人形制作から撮影まで、人形アニメを作ります。
2007年10月〜2008年3月
池袋コミュニティ・カレッジは、西武百貨店が推進する文化事業の中核のひとつとして1979年に誕生し、今年、創立28年を迎えます。現在、百貨店を母体としたカルチャーセンターとしては最大規模、また、カルチャーセンター全体の中でも朝日カルチャーセンター、NHK文化センター等とならんで業界最大手のひとつに数えられています。

受講生 制作作品 映像配信 (上映時間:約10分)
作品リスト

「老人とねこ」
by オムタナヒカ

「アニキとオレ」
by 特効野郎Bチーム

「穴」
by 人形劇団MU-KEIKAKU

「アリスとウサギの大脱出」
by D7 in Wonderland

「赤いマフラー」
by 3:2

パペット・アニメ体験教室(人形アニメーション) サーニット人形


<講座内容>
前期6回の講座にて、人形関節師川村徹雄のアーマチュア「ストップメイト(SM-004D)」と、ドイツ製の樹脂粘土「サーニット」を用いたパペットをグループで制作。

そして後期6回の講座では、制作したパペットをアニメートし、デジタルカメラで撮影、パペット・アニメを制作します。完成した映像をDVD-Rに収録して、受講生全員に差し上げます。

後期講座からの新規受講も可能です。まずはピクシレーション(実写コマ撮り)とオブジェクトアニメーション(日用品をコマ撮り)を最初に体験していただきます。その後、人形アニメの撮影方法、人形アニメートのテクニックを教え、人形アニメ作品を制作します。
【曜日】日曜日
【時間帯】10:30〜12:30
【開講日・回数】
2007年10月14日〜 3ヵ月 6回(前期/人形制作)

2008年1月20日〜 3ヵ月 6回(後期/撮影)

【受講料】会員 12,600円 一般 13,860円
【受講料】●教材費 3ヵ月 3675円 ●諸雑費実費


<カリキュラム日程表>

パペット・アニメ体験教室カリキュラム
■ 初回持参品 筆記用具
■ 撮影時は、デジタルカメラをご持参いただきます。



講 師
船本恵太(人形アニメーション監督 メルヘン村主宰)

 1992年(株)フジ企画・音のメルヘン屋に入社。
CREATIVE STUDIO メルヘン村を立ち上げる。メルヘン村には、人形作家・柴倉一二三、造形作家・小林正英ほか、約50名のクリエーターが所属しており、人形アニメ映像制作プロダクションとして機能している。
 フジテレビ「ジャンプ!○○中」の「密告中」のクレイアニメや、DVDシネマ「HANA 天使の人形」の人形アニメパート(TCエンタテイメントより2007年12月19日DVD発売)や、ブジェチスラフ・ポヤル氏の作品等を含む「チェコアニメ映画祭2006」の劇場用トレーラーを制作。
 船本恵太が監督したメルヘン村自社制作短篇アニメーション作品は、カンヌより分かれて誕生した世界最古にして最大規模の国際アニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭2005(フランス)に入選した他、世界三大国際アニメーション映画祭の1つであるオタワ国際アニメーション映画祭2006(カナダ)や、ソウル国際アニメーション映画祭2007(韓国)などに入選している。
 TVチャンピオン「第1回クレイアニメ王選手権」出場。吉祥寺アニメワンダーランド2005特別追加企画「
日本の立体アニメーション特集 CUBE 9 FROM JAPAN」を企画、ヤン・シュヴァンクマイエル氏の作品と併映で、吉祥寺バウスシアターにて劇場公開。「CINRA MAGAZINE VOL.9」のローテク・ストップモーションアニメ特集、ロングインタビュー記事掲載。

船本恵太
柴倉一二三(人形作家)

 渡邊素子氏に師事、1992年より石粉粘土を使用した球体関節人形の制作を開始し、「第一回ドールフォーラムジャパン人形展」において、関節人形部門賞を受賞。1999年の個展にて作品を発表後、様々な情報誌・美術誌・新聞に取り上げられる。
 黒川早恵美氏に師事、2003年より新たにドイツ製樹脂粘土サーニットを用いた創作人形の制作も開始。様々なデパートの創作人形展に出品、銀座松坂屋にて個展が催される。そして2006年〜2007年に、アメリカ最大規模のドールショー「IDEX」に2年連続出品。そのうち2006年に関しては、「IDEX」におけるNIADA主催の創作人形展への出品を果たした。
 現在、音のメルヘン屋にて、
球体関節人形教室及びサーニット人形教室の講師を務めている。なお、過去にNHK教育プチプチアニメ「ニャッキ!」に美術制作スタッフ参加した経歴も持つ。

>>柴倉一二三のサーニット人形作品はこちらでご覧いただけます。
柴倉一二三

<サーニットについて>
 サーニットとは、ドイツ製の樹脂粘土で、欧米の創作人形界ではポピュラーな素材です。フィモやスカルピーに近い素材です。樹脂粘土を用いた人形アニメは、チェコ最高峰芸術大学FAMUのアニメーション学科の教壇に若くしてのぼるアウレル・クリムト氏の「マシュキンはコシュキンを殺した」や、昨年暮れ放送のうるるん滞在記において、チェコのヤン・バレイ氏らのスタジオ「ハファン・フィルム・プラハ」でアベサダヲ氏が制作した「オリーブさん」があります。

 
パペット・アニメ体験教室では、柴倉一二三の指導により、サーニット樹脂粘土を用いてパペットを制作いたします。
サーニット樹脂粘土

<アーマチュアについて
 ストップモーション・アニメーション撮影用のボールジョイント・メタル・アーマチュアとは、パペット・アニメやクレイアニメの人形の骨組みとなるものです。
 糸ヒューズや鉛線で制作した骨組みよりも、精密なアニメートを可能とし、耐久性にも優れます。
 アーマチュアは大きく2つに分類されます。1つは、人形の設計図を元に人形関節師(アーマチュアメーカー)に制作してもらうオーダーメイドのアーマチュアです。もう1つは、モジュール式アーマチュアキットです。オンラインストア等でキットを購入し、人形のサイズに合わせて自分で組み立てて使用します。オーダーメイドよりも安価なのが、最大の利点です。

川村徹雄(人形関節師)
 川村徹雄は、1990年代にアーマチュア研究を開始。1998年、国内初のモジュール式アーマチュアキットを開発。キットの海外版は「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」「コープスブライド」で知られる人形アニメーター/アニメーションスーパーバイザー、アンソニー・スコット氏が主宰するSMAにおいて「プロ品質」と称される。
 バンプ・オブ・チキンのPV「人形劇ギルド」や、川本喜八郎氏の「死者の書」にも、人形関節師として参加している。
 7月刊行の「映像+ 1 人形アニメーションの現場」(グラフィック社)では、アーマチュアの制作方法が紹介された。

 
パペット・アニメ体験教室では、人形関節師・川村徹雄のアーマチュアキット「ストップメイト SM−004D」を骨組みに用いて、パペットを制作いたします。

>>川村徹雄のアーマチュアはこちらでご覧いただけます。

<船本恵太監督作品 映像配信>
WORKU BOX#01「FROM BEHIND」

上映時間/4分50秒 制作/Creative Studioメルヘン村
共同監督/小林正英
(C)小林正英・Creative Studioメルヘン村

パペット・アニメ体験教室プロモーション映像
上映時間/3分10秒 制作/Creative Studioメルヘン村
人形制作/柴倉一二三 アーマチュア制作/川村徹雄
(C)Creative Studioメルヘン村

講師挨拶
 過去に開催した「日本の立体アニメーション特集 CUBE 9 FROM JAPAN」「エレメント・オブ・アニマ アートアニメーション&マテリアル展」を経て、20〜30代の女性を中心に、多くの方々がパペット・アニメ(人形アニメーション)に興味を持たられているということを知り驚きました。イベント会場において、自らもパペット・アニメを制作してみたいとう声も少なくありませんでした。

 1911年に、ロシアのスタレーヴィチが、世界初のパペット・アニメ「麗しのリュカニダ」を制作してから96年の歳月が流れ、CGIを駆使したアニメーション全盛の今、時代がパペット・アニメを要求していることにも、とても不思議さを感じます。

 私が5年前よりプロデューサーを務めております柴倉一二三球体関節人形教室も、生徒さんの多くが20〜30代の女性で、不思議な共通性を感じています。皆様、決して懐古趣味というわけではないのです。多様性があります。

 そうした時代の要求により、「パペット・アニメ体験教室」の講師を務めて欲しいと、西武百貨店のカルチャーセンター池袋コミュニティ・カレッジよりご依頼をいただきました。

 ただ技術的なことを教えるだけではなく、果たして、「人形(ヒトガタ)」が持つ魅力とは一体何なのか?人形が、操り糸もなく独りでに動き出すパペット・アニメの魅力とは何なのか?ということも、最後にはふと考えていただけるような授業になればと考えております。

 人形制作に関しては、人形作家柴倉一二三も講師を務め、ドイツ製の樹脂粘土「サーニット」を用いたパペットの頭(かしら)を制作いたします。また、パペットの骨組みには、人形関節師川村徹雄のアーマチュアキットを用い、その組立て方も教えます。

 もし、「パペット・アニメ体験教室」について、ご質問等ございましたら、何なりと私にメールをください。(船本恵太
)誠意をもって、日本の人形アニメーション分野の発展に、微力ながら少しでも貢献できればと、常日頃思っている次第です。

船本恵太(Creative Studio メルヘン村主宰/人形アニメーション監督)