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船本恵太人形アニメーション教室・クレイアニメーション教室
日本初のお稽古ごとスタイルのクレイアニメ教室。人形アニメーション監督船本恵太らが講師となり、人形アニメーション・クレイアニメーションを教えています。場所は東京の都心千駄ヶ谷。JR・都営大江戸線「代々木駅」より徒歩5分。東京メトロ副都心線「北参道駅」より徒歩4分。入会者募集中です。見学・無料体験も行っています。

★詳細は特設サイトをどうぞご覧ください。

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<日本の立体アニメーション特集 企画にあたって>
 現在、日本のアニメは世界に大量に輸出されるほどの大きなマーケットにまで成長しました。
 日本で制作されるアニメーションは、セル画を用いたアニメーションつまりセルアニメーションが主流をしめています。しかし、世界的にみると、切り絵アニメや砂アニメや影絵アニメなど、本当に様々な技法のアニメーションが多数存在しています。チェコやイギリスやロシアのように、たくさんの立体アニメーションが制作され、世間に認知されている国もあります。ですが、残念ながら日本でこうしたアニメが紹介されると、「これもアニメと呼べるの?」という反応が返ってくることもしばしばです。日本のセルアニメーションが巨大なマーケットになったために、セルアニメーション以外の技法のアニメーションを見ても、アニメと認識できないという文化的視野が欠落した現状があります。
 そうした世界のアニメーション文化を知らずして、マーケットが拡大したということだけをみて、日本はアニメ大国だとどうして自負できるのでしょうか?こうした憂える事態を避けるために、世界の様々な技法のアニメーションに接する機会を増やさなければなりませんし、そうしないことには日本のアニメ文化の未来はしりつぼみになってしまうという懸念さえあります。そう遠くない将来、日本の商業セルアニメの量産体制の中でアイディアを放出しつくした時、狭い視野で通りいっぺんとうなまま需要と供給を続けていたのでは、中身がからっぽになってしまうからです。
 そこで、日本で立体アニメーションを制作している極少数の者達が、内側から積極的に上映活動をしてアイスブレイクしていくことが大切だと思い、今回の「日本の立体アニメーション特集」という企画を立ち上げました。
 どうぞ、商業セルアニメじゃない日本発の立体アニメーションを、お楽しみください!!

日本の立体アニメーション特集 企画担当 船本恵太(CREATIVE STUDIO メルヘン村 主宰)
<吉祥寺アニメワンダーランドとチェコ・アニメーション特集上映について>
 水森亜土氏、江口寿史氏をはじめ、森本晃司監督(代表作/アニマトリックス)、片淵須直監督(代表作/アリーテ姫)、北条司氏(代表作/シティーハンター)、大友克洋氏(代表作/スチームボーイ)、原哲夫氏(代表作/北斗の券)と毎年吉祥寺ゆかりの作家陣がメインヴィジュアルを飾る吉祥寺アニメワンダーランド2005(武蔵野市主催)が今年も開催され、2005年10月吉祥寺の町がアニメ一色に染まりました。
 その協賛イベントとして、2005年10月1日(土)〜28日(金)吉祥寺バウスシアター(2)にて、「チェコ・アニメーション特集上映」が開催され、「チェコ・アニメーション特集上映」の追加上映プログラムとして、「日本の立体アニメーション特集」が企画されました。

さらに、吉祥寺アニメワンダーランド2005特別追加企画として、2005年10月9日(日)に「日本の立体アニメーション特集」の全9作品単独上映及び企画者船本恵太の舞台挨拶が、バウスシアター(2)にて開催されました。

●吉祥寺アニメワンダーランド公式サイトはこちら↓
 吉祥寺アニメワンダーランド2005特別追加企画
 日本の立体アニメーション特集 CUBE 9 FROM JAPAN
 (全9作品一挙上映+企画者船本恵太舞台挨拶)
 2005年10月9日(日)21:00〜22:00
 吉祥寺バウスシアター(2)

撮影/ジャン・ピエール・テンシン

 <吉祥寺バウスシアター>
 ◆TEL:0422-22-3555
 ◆住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-23
 ◆交通アクセス:JR中央線/京王井の頭線吉祥寺駅北口から徒歩5分。サンロード商店街、西友先、左側
 ◆吉祥寺バウスシアター公式サイト(地図掲載あり):http://www.baustheater.com/
 ◆配給:レン・コーポレーション/チェスキー・ケー/アットアームズ


チェコ・アニメーション特集上映
追加上映
日本の立体アニメーション特集 CUBE 9 FROM JAPAN
2005年10月1日(土)〜28日(金)※金・土・日 最終回のみ。詳細は下記参照。
吉祥寺バウスシアター(2)
2005年
10月1日(土)〜10月14日(金)
2005年
10月15日(土)〜10月28日(金)
ズデネック・ミレルの世界
A・B・Cプログラム

追加上映
『日本の立体アニメーション特集1』

金・土・日の最終回のみ追加上映されます。

上映日:10月1日・2日・7日・8日・9日・14日
上映開始時間:19:00〜
※ズデネック・ミレルの世界の後に、そのまま続けて上映開始となります。
ヤン・シュヴァンクマイエルの世界
A・B・Cプログラム

追加上映
『日本の立体アニメーション特集2』

金・土・日の最終回のみ追加上映されます。

上映日:10月15日・16日・21日・22日・23日・28日
上映開始時間:18:30〜
※ヤン・シュヴァンクマイエルの世界の後に、そのまま続けて上映開始となります。
日本の立体アニメーション特集1
上映プログラム


1. rien村物語〜第1話トイレにいっときやー〜
2. PECHIKA〜ヤンクルのレストラン〜
3. Charlie〜ディレクターズカット版〜
4. atelier petros上空劇場〜洗濯島の洗濯鳥〜
5. One Day Eterniday
日本の立体アニメーション特集2
上映プログラム


1. WORKU〜第1話 FROM BEHIND〜
2. 蟻の生活
3. rien村物語〜第1話トイレにいっときやー〜
4. 終電の蟻〜ディレクターズカット版〜
5. BORN BY MYSELF


日本の立体アニメーション特集 CUBE 9 FROM JAPAN 上映作品紹介
WORKU〜第1話 FROM BEHIND〜
船本恵太+コバヤシマサヒデ
2005年/デジタル一眼レフカメラ/4分50秒/パペット

●本篇映像 配信中!
● STORY
広大で荒涼とした大地、そのところどころに「箱」が点在する世界。人々の住む世界はその中に存在する。その閉じた世界では、それぞれに慣習や仕組みが積み上げられてきた。それは、すなわち他の「箱」からやってくる者にとってはそれぞれ想像もつかない世界となっているということである。ゆえに「箱」から出ていく者はほとんどいなかった。
私の名は、ウォルク。引越し先を探している。住んでいる世界は自分の居場所ではないとずっと思っていた。持てるだけのものをカートに詰め込み、入りきらないものは身につけ、私は歩き出した。私が住むべき「箱」がどこかにあると信じて。
● PROFILE
船本恵太
1973年 音のメルヘン屋創立者故・三木宏の長男として神宮前に生まれる。5才より現在まで千駄ヶ谷在中。
1992年〜(株)フジ企画・音のメルヘン屋に入社。
2001年〜 CREATIVE STUDIO メルヘン村の企画立案及び運営を開始。
2003年 「atelier petros上空劇場」が、アトムショックウェーブ社主催「shockwave.com AWARD 2003」に入選。
2003年 アトムショックウェーブ社が主催した映画祭「shockwave.com Film Fes.」に参加。川崎チネチッタ「CINE GRANDE」にて上映。
2005年 TVチャンピオン「第一回クレイアニメ王選手権」出場。決勝ラウンド進出第3位。
2005年 「rien村物語」が、アヌシー国際アニメーション映画祭2005インターネット部門に入選。フランスの映画館にて上映。
2006年 「チェコアニメ映画祭2006」劇場用予告編制作。
2006年 フリーCDマガジン「CINRA MAGAZINE VOL.9」のローテク・ストップモーションアニメ特集に、インタビュー記事掲載。
2006年 「なにわ人形芝居フェス2006」参加。
2006年 イメージフォーラム「ヤングパースペクティブ2006」に選考され、イメージフォーラム・シネマテークにて「BORN BY MYSELF」上映。
2006年 「rien村物語」が、オタワ国際アニメーション映画祭2006ニューメディア部門に入選。
2007年 「rien村物語」が、ソウル国際アニメーション・アンド・カートゥーン映画祭2007インターネット部門に入選。
2007年 西武百貨店池袋本店イルムス館8階池袋コミュニティ・カレッジ内ギャルリーモーヴにて、『パペット・アニメ(人形アニメーション)展』が催される。ウォルク第1・2話で実際に撮影使用した人形4点の展示と、ウォルク第1・2話本編の上映を行う。
2007年 西武百貨店池袋本店池袋コミュニティ・カレッジにて「パペット・アニメ体験教室」講師。
2007年 フジテレビ「ジャンプ!」密告中の人形アニメーターを担当。
2007年 DVDシネマ「HANA 天使の人形」の人形アニメパートを制作。

WORKUの公式サイトです。
蟻の生活
浅野優子
1994年/16mm/14分10秒/パペット+ドローイング
KROK'95(ウクライナ)入選・トロント国際短編映画祭(カナダ)招待作品
● STORY
パペットアニメーションによる昆虫たちの寓話的世界。蟻の棲み家に迷い込んだカマキリは、好奇心に駆られてあちこち歩きまわるうちに、「時計の部屋」へと導かれていく。機械仕掛けの巫女によって管理されている蟻の世界は、その迷宮自体がひとつの生物であるかに見え、構成する蟻たちは細胞のひとつひとつのごとくに行動する。規則正しい生活を乱そうとしたカマキリもまた、やがてこの世界に取り込まれていく・・・
● PROFILE
浅野優子
1959年東京生まれ。

武蔵野美術大学油絵科在学中よりアニメーション、人形の制作をはじめる。「アニメーション80」に創立時から参加。ペーパー、切り絵、パペットあらゆる素材を同居させつつ独自の作品世界をつくり出す。1988年0美術館「アニメ進化論 日本の実験アニメの現在」に参加。1995年横浜美術館「日本の実験アニメーション」に参加。1999年東京都写真美術館「日本の人形アニメーション」に参加。

主なアニメーション作品
「木の中刺す魚の気」(85)ぴあフィルムフェスティバル、トリノ国際映画祭(イタリア)入選。
「五つの指の村」(88)上海国際アニメーション映画祭(中国)入選。
「蟻の生活」(94)KROK95(ウクライナ)入選、トロント国際短編映画祭(カナダ)招待上映。
文化庁メディア芸術祭大賞受賞作品の「冬の日」(03)にも参加している。
rien村物語〜第1話トイレにいっときやー〜
船本恵太+高野江里子
2005年/デジタルカメラ/3分15秒/オブジェクト+FLASH
アヌシー国際アニメーション映画祭2005インターネット部門正式出品
オタワ国際アニメーション映画祭2006ニューメディア部門正式出品
ソウル国際アニメーション・アンド.カートゥーン映画祭2007インターネット部門正式出品
● STORY
キャラクター作家高野江里子のファンタジーワールド「rien村」をアニメーションにした作品です。
魚王子は、rien池でいつもみんなを見守っています。おや、一匹の子ゾウが、イイコトアリマクリの塔へと悩み相談にやってきたようです。いつも平和で穏やかなrien村で、今日はどんな出来事が起こるのでしょう。
● PROFILE
高野江里子
1974年埼玉県生まれ。キャラクター作家。

1995年 陶芸を習う。
1998年〜2000年 「アート縁日賞」を3年連続受賞。
2001年 箱根彫刻の森美術館にて展示販売。
2001年 渋谷Q-FRONTにて個展。
2002年 表参道同潤会アパート ギャラリー80にて個展 rien村の住民達を公開。
2002年 千趣会「わくわくの森・春の号」にて通信販売、およそ四千点の作品を完売。
2004年 パリのAbracadabarのXepoに参加。
2005年 「rien村物語」が、アヌシー国際アニメーション映画祭2005インターネット部門に入選。フランスの映画館で上映。
2005年 「rien村物語」が、オタワ国際アニメーション映画祭2006ニューメディア部門に入選。
2007年 「rien村物語」が、ソウル国際アニメーション・アンド・カートゥーン映画祭2007インターネット部門に入選。

rien村物語の公式サイトです。
One Day Eterniday
ジャン・ピエール・テンシン
2005年/16mm/11分30秒/パペット
TBS DigiCon6+1 Award審査員小島淳二賞受賞作品
● STORY
本作品は1903年アメリカで生まれた箱の芸術家ジョゼフ・コーネルに捧げられています。「永遠とはかなさ」をテーマにクリスマスイブの日に起きた架空の出来事を描いた人形アニメーションです。
薄暗いアトリエで箱を作る男がひとり。 男は年老いた店主に誘われるまま、奇妙な機械についたのぞき窓を覗く。老人から受け取ったボールをアトリエに持って帰ると、男のその日の「たからもの」として小箱にしまい込む。 夜、男は夢を見ていた。夢の中では家族との懐かしい日々が思いかえされる。白いボールは別れた娘との想い出の品であったことを思い出す。奇跡が起きる。箱の中の白いボールが突然動きだし、少女に変身した・・・。
● PROFILE
ジャン・ピエール・テンシン(本名/斎藤典之)
1988年大阪芸術大学 映像学科卒業。

映像ディレクターとして、厚生省の水道局広報VP制作。三菱重工のエコプラントPRビデオ制作。松竹大船撮影所 『鎌倉芸術館』記録映画 など構成演出。NHK・総合『土曜スタジオパーク』担当ディレクター。NHK・教育『きょうの健康』担当ディレクター等多数の仕事に従事。

主なフィルモグラフィー
1999年『晴れたり曇ったり』ビデオドラマ(昭和40年会制作)撮影・編集。
2000年『松蔭浩之・Making of Star』アーティストドキュメント 監督。
2004年 パペットアニメーション『One Day Eterniday』監督。
    *テレビ局のTBSが今年開催した「 TBS DigiCon6+1 Award 」の審査員 小島淳二賞を受賞。
2005年 パペットアニメーション 『PECHIKA (ペチカ)』 を監督。共同監督/伴田良輔。
Charlie〜ディレクターズカット版〜
池田裕美子
2005年/miniDV/9分59秒/パペット
女子美術大学卒業制作賞受賞作品
● STORY
これは輪廻、「命の輪」の物語り。主人公、整形外科医のチャ−リ−は、同じ事を繰り返す退屈な毎日を送っていた。しかしある日、飼っていた金魚が死んだ事をきっかけに、彼の生活は一変していく。不思議な姿で金魚の生まれ変わりとしてチャ−リ−のもとに現れる植物人間。チャ−リ−とその植物人間は仲良く暮らしだすが、やがてチャ−リ−自身にもまた、死、そして転生の時が訪れようとしていた。
● PROFILE
池田 裕美子
1982年東京生まれ。
2005年女子美術大学メディアアート学科卒業。

受賞歴
2004年 第2回銀座デザインフォーラム 銀座スペースデザイン。
2004年 学生コンペティション、ギンザ・コマツ賞受賞。
2005年 パペットアニメーション「Charlie」女子美術大学卒業制作賞受賞。
PECHIKA〜ヤンクルのレストランの巻〜
斎藤典之+伴田良輔
2005年/miniDV/5分5秒/パペット
杉並アニメーションミュージアム公開制作作品
● STORY
森の奥にある木の精ペチカたちのすむ村ペチカ村でくりひろげられるゆかいな物語。好奇心旺盛でおちゃめでいたずら好きな妖精ペチカ、今回はいったいどんな事件を巻き起すのでしょうか。
郵便配達のビミーが小包を届けます。受け取ったのはレストランのコックさんヤンクル。小包をひらくと中にはふしぎな緑の本がはいっっています。さっそく本を読んだヤンクルは何かを思いつきお店にもどっていきます。次の朝レストランの前には大勢の仲間たちが開店を待っていますヤンクルがお店をあけたそのときドアの向こう側には限りなくひろがる森と空がありました。そして、ヤンクルの魔法のちからでみんなはコックさんに変身します。ペチカ村のヤンクルのレストラン、それは世界一ひろいすてきなお店です。
● PROFILE
伴田良輔
1954年京都生まれ。作家、版画家。

2001年に、NHK「みんなのうた」で小林明子「オフステージ」のアニメーション(作画/演出)を担当。

「独身者の科学」「絶景の幾何学」「猫語練習帳」「ピカビアーノさんの玉尻猫」などの著書が多数出版されている。翻訳にカレル・チャペックの「ダーシェンカ」ほかがある。近年は絵本を精力的に制作しており、現在は上映作品「PECHIKA〜ヤンクルのレストランの巻〜」のルーツである木製人形ペチカの絵本を現在制作中。

なお、本上映作品「PECHIKA〜ヤンクルのレストランの巻〜」は、杉並アニメーションミュージアムで6月いっぱい公開制作を行い、期間中撮影の様子は毎日新聞、産經新聞、読売新聞にもとりあげられた。
atelier petros上空劇場〜洗濯島の洗濯鳥〜
船本恵太+中むらペトロ
2003年/デジタルカメラ/3分41秒/オブジェクト+FLASH
shockwave.com AWARD 2003入選作品
● STORY
造形家中むらペトロのファンタジー世界を、アニメーションにした作品です。
南半球に位置する世界有数のリゾート地パラダイスランドは、南国ならではの独特な生態系を持ち、バカンスに訪れる観光客の目を楽しませていた。そんなある日の日常。箱船の乗客が洗濯鳥に洗濯を依頼、洗濯物を持って洗濯島へやってくるが・・・。
● PROFILE
中むらペトロ
1967年生まれ。横浜出身。造形家。

1987年 造形家こじまマオ氏に師事。(有)ラランチョにて、映画・CM(「孔雀王」「帝都大戦」他多数)の特殊造形制作アシスタント。
1991年 ストライプハウス美術館BOXショップで作品展開。
1993年 電通アドギャラリーで『ラランチョ展』に出品。
1994年 原宿グリーティングスクエアオープニング展にラランチョとして出品。
1997年 代官山アートラッシュギャラリー常設展示。
1998年 原宿アートギャラリーせ・らーるにてグループ展。
1999年 銀座田崎真珠ウインドウディスプレイのデザイン・制作を担当。
2003年 「atelier petros上空劇場」が、shockwave.com AWARD2003に入選。

中むらペトロの公式サイトです。
BORN BY MYSELF
コバヤシマサヒデ+船本恵太
2005年/8mm/5分50秒/パペット
イメージフォーラム「ヤングパースペクティブ2006」選考作品
● STORY
音の変化によって、神・列車の女・落とし子・観覧者の4つの視点へ切り替わるという構成になっています。人の業を観念的に表現した作品です。
神の耳に届く音は、人々の祈りの声だけだった。神が見たものは、争い続ける人々の浅ましい姿と、一人の妊婦。列車の女は、2匹の精に感化され産気づく。目覚める生命の躍動。第一人称は列車の女に移り変わり、列車の女の耳に列車の音が響く。落とし子を見捨て、その場を去る列車の女。第一人称は落とし子へと移る。落とし子のまだ開かぬ耳に音は響かない。第一人称は私達観る者に移り、ただ虚しく過ぎ去る時間の音が響く。
● PROFILE
コバヤシマサヒデ

1997〜1999年 独学でストップモーション・アニメーション(8mm)を多数制作。
1999年〜 スライド映像作品を多数制作。
2001年 現代美術ギャラリー「SKYDOOR」(青山)主催公募展覧会「FREE ART FREE」にて、造形作品「食らう」が、2001 年度 SKYDOOR 賞を受賞。
2003年 ガレージシャンソンショー(キングレコード)のPVにおいて、人形制作とストップモーションのモデル・アニメーターを担当。
2005年 パペットアニメーション「BORN BY MYSELF」を監督。共同監督/船本恵太。
2006年 「なにわ人形芝居フェス2006」参加。
2006年 フリーCDマガジン「CINRA MAGAZINE VOL.9」のローテク・ストップモーションアニメ特集に、インタビュー記事掲載。
2006年 イメージフォーラム「ヤングパースペクティブ2006」に選考され、イメージフォーラム・シネマテークにて「BORN BY MYSELF」上映。
2007年 西武百貨店池袋本店イルムス館8階池袋コミュニティ・カレッジ内ギャルリーモーヴにて、『パペット・アニメ(人形アニメーション)展』が催される。ウォルク第1・2話で実際に撮影使用した人形4点の展示と、ウォルク第1・2話本編の上映を行う。
2007年 フジテレビ「ジャンプ!」密告中の人形を制作。
2007年 DVDシネマ「HANA 天使の人形」の人形アニメパートのパペットを制作。

コバヤシマサヒデが過去に制作した8mmフィルムのストップモーション・アニメーションの紹介サイトです。
終電の蟻〜ディレクターズカット版〜
高野真
2005年/DV/12分4秒/ピクシレーション+2DCG+クレイ
● STORY
悪夢に悩まされる『男』。ある日『男』は、終電の駅のホームで知らぬ間に蟻を踏み潰したことによって、非日常の世界に引きずり込まれる。その世界での住人の行動が、理解できない『男』はやがて裁判にかけられ、悪夢の結末を現実の目で見る事になる。
● PROFILE
高野真
1983年、福岡県生まれ。
幼少時代から怪獣映画やロボットアニメに影響を受け、空想に浸りながら絵を描くこと、物を作ることを覚える。高校で美術・デザインを学び、同時にバンド活動を始める。映像の専門学校で映像の基礎を学ぶが独学でアニメを作り始める。

今までに制作した映像作品
『夢想1』『夢想2〜僕の最初の日〜』『惑星の夢、デペイズマンの詩』『近未来ヤング』
 ※「日本の立体アニメーション特集」の上映はminiDVでの上映となります。


<アニメーション技法解説>
立体アニメーション=立体造形を用いたアニメーションの総称。

ストップモーションアニメ=コマ撮りアニメーション。

パペットアニメーション=関節が仕込まれた動く人形を用いたコマ撮りアニメーション。

クレイアニメーション=柔らかいカラー粘土を用いたコマ撮りアニメーション。

オブジェクトアニメーション=日用品やオブジェを用いたコマ撮りアニメーション。

ピクシレーション=人間をコマ撮りしたアニメーション。

2DCGアニメーション=平面描写のCGをコンピュータの演算で動かすアニメーション。

ドローイングアニメーション=紙等に、1枚1枚ドローイングする手描きアニメーション。

セルアニメーション=セル画に、背景・人物・人物の表情等をそれぞれ区分けして描いていき、セル画を1つに重ねて1つの絵として表現するアニメーション。近年ではデジタル技術が進み、セル画を用いることはほとんどなくなった。

※この他にも、カットアウト(切り絵)、砂、シネカリグラフ、フィルム・ペインティング、シルエット、ピンスクリーン、3DCG、レリーフ(半立体)等の様々な技法のアニメーションが存在する。


★ご意見・ご感想・ご質問・ご要望等お待ちしております。お気軽にお問い合わせ下さい。今後の上映の参考と糧にさせていただきます。皆様と共に、アニメ−ションとは何か?映像とは何か?見つめていけたらと思っています。

「日本の立体アニメーション特集 CUBE 9 FROM JAPAN」
企画・ディレクション/船本恵太(CREATIVE STUDIO メルヘン村 主宰)
ご連絡先/TEL03-3354-1711(音のメルヘン屋)
E-mail (※迷惑メール防止対策で、画像にしてあります。お手数をおかけいたします。)

CREATIVE STUDIO メルヘン村のサイトはこちらです。


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